one of KyokoKind

一日一自慢(& 一言い訳) One Boast(One Excuse) a Day
朝市で
IMG_20111008_090545.jpgいばらき市の常連The University of Chicago元教授で海底パイプライン設計に携わるDr.Ziva&愛犬hana ちゃん。
本日は買い物帰りにスタバ前でまた会ったので、「今友達にカプチーノとコーヒーを渡してきて、またすぐここに戻るから」と言われ、ワタシもここでカプチーノを飲みながらdr.zivaとお喋りすることに。


かねてより健康志向のdr.zivaに伺いたかったradioactivityについて聞いてみると、とてもopenに話してくれました。


4 か月、宮城、福島でボランティアとしてご遺体とそのご家族を失われた方々のために、また毛布や石油、文具や本やおもちゃも何もなくなってしまった子どもた ちのために、清掃や物資の供給を手伝いに行っていて、写真と文章で日々人々を記録し、力強く冷静に再生する日本人をタイム紙に書き送ったとのこと。


「現状を見て私と夫は泣いたけどこれはひとごとではなく地球に住む 自分たちみんなに起きたこと。在日米国人は直後、ほとんど一斉に日本を離れたけど、今はまた戻ってきている。これは日本人だけの問題じゃなく地球全体に影 響する自分の問題としてなんとかしたいと思っている、だから各国がサポートに来たのだが、政府はプライドがあり自国で解決すると拒んでしまった、それも理 解できないことではない。政府は国民も大事だし対外的な世界の人のことも大事だと考えての苦渋の判断を下すしかない、そういうものだからしかたがない、情 報を正直には言えないのは立場を守るためだけとはいえず、国民や国外の人を愛するためにできない面もある。東京電力もだれも責められない。これは地震、津 波に端を発している、自然災害なの だから。カリフォルニアから日本は太平洋プレートや北米プレートが重なっているので起こるのは当然だったし、今後10年以内に宮城、福島以上のことが起こ ることは科学者たちはみな予想して知っている。がんの発生も今は何も変わらなく過ぎているが10年経った頃に影響が出てくることもわかっている。水道水は 飲まない。肉は輸入のものがいい。日本は島だからどこにも逃げる場所がない。けれどもこの状況から新しい対策を考えていくしかないし、人間は誰もが内部に 善なる賢さをもっている、厳しい状況であるが悲観は必要ない。私たちみんなが身体の内部から、賢さ、明るい面を身体の表へ引き出して、前を向いて新しい技術を生みだしていけばいいの だ」、というようなことを話していました。

オプティミズムは私も大賛成! 悲観は何も生まない、時間の無駄。
鉛筆や消しゴム、おもちゃをたくさん買って、宮城や福島の子どもたちに送ってあげているそうです。さすが教師ですね、「でも教師としてではなく人間として当然のこと。ただストリートが一本違う所に住んでいるっていうだけのこと、同じ人間だということに変わりないんだから」、というような言葉に、ワタシは朝からカップ片手に涙、涙、自分の何もしてなさに小さくなるばかり。

ご近所でお親しいという森ビルのmoliさんは「人としてとても尊敬している、すばらしい方、暮らしぶりも何千人という部下がいる人とは思えないほどシンプルで、一代で築いて、自分のためにではなく多くの人のためを考えて働いている、できることではない」との話も。

あとからテーブルにやってきたのは、1年前に結婚した新婚カップルで、9か月前にtokyoを離れて仕事でイギリスに行っていたというJohn&Rosa&愛犬ちゃん。
大学卒業してすぐぐらいの若いカップルでjohnさんは証券トレーダー、Rosaさんは法律事務所勤務の弁護士、NJ出身。モデルのようにビュ〜ティフル且つ礼儀正しい素敵なふたりは、最近イギリスからtokyoに戻ってきて武蔵小杉に住んでいるそう。Rosaさんはトリーバーチのフラットを履いていて、こ れ履いているのは日本人だけなのだと思って いたので、けっこうビックリでした。


dr.zivaは、同じくスタバの4つぐらい先の端っこのテーブルで昨夜からずっと泥酔して突っ伏したまま朝を迎えているっぽい、ライダースジャケットにスキニーの青年にも、カプチーノのトールサイズのカップを置いて、施し? プレゼントしていました。
ほかにも近くのテーブルでコーヒーを飲みながらお喋りしている常連らしい日本人のお ばさま軍団にもコーヒーをふるまっていました。慈善活動! ワタシもhanatyanとziva先生から、ブルーベリーマフィンを一かけ、お裾分けされて、いっしょにいただきました! 

dr.zivaと帰ろうと立ち上がると、ziva先生はテーブルに突っ伏していた青年をつついて、「これ、あな たのよ」と声をかけました。青年がビクッとして目覚めて、「え、え?? わあ、これ誰のだろうと思ったんだけど、僕のだったんだー、ありがとうご ざいます〜〜、嬉しいなぁ……」と、何が何だか分からないというふにゃっとした表情でカップを受け取ってお礼。
dr.zivaは「あなた、私の息子に似ているの」と。「え、なんて言っているんですか?」とワタシの顔を見るので訳すと、「有り難うございます」と。バイバイと手を振って。朝からいい気分。


dr.zivaは「夫が今日はブルーベリー入りパンケーキを焼いているのでミルクを買っていかないと」と、グルメシティ(ダイエー)まで一緒に歩くことに。ヒルズに入っていたフードマガジン(西友)が8月お盆頃に閉店してしまって残念だね、ここ新鮮で明るくて良かったのに〜と盛り上がって。「ここはウォルマート系だから震災後の外国人居住者の激減で撤退が早かったけど、また何かがオープンすると思う」とのこと。

すると、さきほどのカプチーノをもらった青年が追いかけてきて、3人+hanatyanで一緒に帰ることに。
dr.zivaはヒルズレジデンス棟にお住まいなのでミルクを買ってまた戻ることに。
青年はk- popスターみたいな化粧映えしそうな20歳ぐらいのコで、南麻布に住んでいて、昨夜はミッドタウンのほうの、dj ozumaこと氣志團の綾小路翔さんと夜王キングさんが経営?プロデュース?してる六本木 極 masurao マスラオでずっと飲んでいて酔いつぶれ、気づいたらあそこで寝ていたとのこと。

dr.zivaは、「ミッドタウンの店は危ない、米国大使館スタッフも誰も行かないわよ、あそこは本当に危ないの……」と怖いことを言うので、「よかった、ワタシはヒルズ派だから、ミッドタウンは行かないようにする! 」と笑って別れました。

ziva先生はヒルズへ。toshinoliくん(だったっけかな)は南麻布へ、「またどこかで会えるといいね」と。ワタシはいつも立ち寄る十番稲荷へ(ウォーキングも朝市もサボっていたので久々に)ご挨拶。


夏のあいだは朝5時起きで7時台にはうちに戻っていたコースだったのに、本日は2時間も遅い7時半に出て、しかもスタバでお喋りもしたので9時近くになったかな?なんて思っていると、9時オープンのnissinのレジ袋を下げた外国人男性が歩いていて、……ということは。もう9時を過ぎたのかーと、うっかり時間が過ぎていることに慌てて帰宅。でも9時過ぎどころか、時計は10時半で、二度ビックリ!

朝からスゴイ充実。中身が濃い! 面白かったです。 

| pickyoko | - | 09:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
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